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(訳注: トッテナム戦の前に掲載された記事です)

アーセナルにとっては動きの多い一月の移籍市場だった。多くの選手を放出し二人のスターがやってきた。アーセナルの前線には今や全く異なる雰囲気が漂っている。だが、今シーズンのアーセナルの問題はファイナルサードではない。

そうではなく、アーセナルは守備に苦戦してきた。アーセナルは九戦連続でクリーンシートがなく、26試合で35失点だ(訳注: 数字はトッテナム戦前のもの)。もちろん上位五チームのどこよりも悪く、そしてバーンリー以下の成績だ。ブライトンとレスターが同じだけの失点数を記録している。ニューカッスルとは一失点しかかわらず、かつスウォンジーやボーンマス、最下位のウェストブロムとも2点しか変わらない。

これは不公平な比較であるという見方も出来る。バーンリーやブライトンといったチームが良い守備成績を上げているのは、非常に守備的だからであり、アーセナルの51得点の半分も彼らは得点していない。

だが、だからといってこの数字が意味するところは明確だ。アーセナルがCL出場権を得るのに苦戦している理由は攻撃面ではなく(得点数はトッテナムやユナイテッドと同じで、チェルシーより多い)、守備だ。

アーセナルにとってはいつものことだと指摘する人もいるだろうが、 実際のところそれは違う。過去5シーズンのうち3シーズンは一試合に一点未満の失点数しか記録していないし、2015/16シーズンにはリーグ最少失点のユナイテッドとトッテナムしか2失点しか差はなかった。したがって、これは比較的新しい問題であり、アーセナルの失点は1983/84シーズン以来初めて、50失点に達してしまう。これがどれくらい昔なのかというと、トニー・アダムスがアーセナルでデビューを果たした年だ。

では、具体的には何が問題なのだろうか?恐らく、それは5つの問題点に分類することができる。

1) まず、DFのカバーをするのに十分な中盤ではないことだ。プレミアリーグでは守備をこなせるCMFを二人配置するのが一般的になっており、これにより敵がライン間のスペースを見つけるのを防ぎ、かつCBがつり出されるのを防ぐ。

これを、アーセナルはあまり行っていない。今シーズン彼らの最高のMFはアーロン・ラムジーだが、彼の強みは得点機への走り込みだ。だが、同時に彼はピッチ上で高いポジションを取り過ぎ、守備の任務を放棄する傾向にある。彼はどんな場合に攻めあがって良く、またどのよう場合には上がらずにとどまるべきなのか学ばなくてはならない。

彼がいなくなれば、ジャカは孤立してしまう。彼は今のところプレミアリーグへの適応に苦戦しているようだ。彼には今や守備的MFの新たなひな形となったエンゴロ・カンテのような機動性が欠けており、しばしば雑な、あるいは意図的なファウルをせざるを得ない状況に追い込まれる。例えばエルネニーは試合をよく読んでCBの間に下がるようなプレイも出来、彼とペアを組むときジャカはより居心地がよさそうにしている。

議論の余地はあるだろうが、恐らくアーセナルの中盤が最後に安定していたのはミケル・アルテタがプレイしていた時だ。彼は生まれながらの守備的MFではなかったが、非常にポジション面での認識力が素晴らしかった。

2) システムの頻繁な影響のせいで、DF間の連携がうまく作れていない。アーセン・ベンゲルは昨年の春以来、4バックと3バックを行き来している。これにより、異なる守備時のブロックの作り方になれる必要がある。

確かに、フォーメーションを変えつつも守備力を保ちつつソリッドなチームはある。トッテナムがそのいい例だ。だが、柔軟なフォーメーション変更というのがベンゲルのアプローチの鍵であったことはいまだかつて一度もなく、これにより守備の一貫性が影響を受けているのは明白だ。

3) そして、守備の人員も頻繁に変わりすぎている。今シーズン、コシェルニー、モンレアル、ムスタフィ、ホールディング、メルテザッカー、チェンバース、コラシナツ、そしてコクランまでもが、4バックあるいは3バックのCBとして出場している。アーセナルにはかつてのコシェルニーとメルテザッカーのような確立されたペアが存在していない。

4) 恐らく最も心配なのは、アーセナルのファーストチョイスのCBが今シーズン調子を落としていることだ。長い間プレミアリーグでもっとも安定したDFの一人であり、敵より一歩早く飛び出し一対一に勝利できる選手であったコシェルニーが32歳となり、アキレスけんのケガもあり、その機動力に陰りが見え始めている。

恐らく、彼は上手く適応し、もっと昔ながらのCBとしてまだキャリアを続けられるだろう。だが、今のところ昨年のような輝きは見せられていない。

一方、彼のパートナーであるムスタフィはあまりにミスが多すぎる。彼はヴェルマーレンのようなプレイスタイルで、常に前に飛び出してボールを奪おうとしている。だが、それが失敗し、後ろをとられることが多すぎる。特に、これはホールディングやチェンバースといった若手と共にプレイする際には許されない。人々はW杯まで勝ち取ったDFにはもっとリーダーシップと安定したパフォーマンスを期待することだろう。

5) 最後に、アーセナルは終盤に弱くなってしまっている。彼らの前半の失点は12だが、後半には23失点もしている。これはスパーズがリバプール戦のように後半良くなるとすれば非常に大きな問題となるだろう。(訳注(?) まったくその通りでしたね!)

今週末はハリー・ケインに注目が集まるだろうが、アーセナルはトッテナムの整った守備により注目するべきだ。

(http://www.espnfc.co.uk/english-premier-league/23/blog/post/3375891/aubameyang-and-mkhitaryan-dont-fix-wengers-key-problems-at-arsenal)


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ろっしー
Posted byろっしー

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