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今週のアーセナルには、新しく生まれたポジティブな空気が漂っている。良い冬の移籍市場とエヴァートン戦での快勝があわさり、エミレーツスタジアムの上空にシーズンを通して広がっていた曇り空を吹き飛ばしてしまったのだ。

したがって、ファンがこれをアーセナルの新たなスタートだとみなすのは驚くべきことではない。オバメヤンのデビューに伴って彼らは既にラカゼットを見限ってしまったようだ。そして、ベンゲルが再び4バックに立ち返ったことで、多くのファンはこれを3バック時代の終わりだとみている。

しかし、その見立てはあまりにも性急すぎるかもしれない。逆に、今週末のノースロンドンダービーこそ3バックを用いるのに完璧な試合なのだから。

考えてみれば、アーセナルファンが、チームは一つのシステムに固執すべきだと主張するのは奇妙な話だ。彼らは長年の間、ベンゲルがいかに戦術面での柔軟性に欠けるかを批判し続けてきた。もしかすると、ノスタルジーがそれに一役買っているのかもしれない。2000年代序盤の最強時代のアーセナルが4-4-2を用いていたからだ。だが、当時のガナーズには個人の力で敵の攻撃を跳ね返せるだけの人員が揃っていた。現状のアーセナルでは、それには少し無理があるといわざるを得ない。

エヴァートン戦でベンゲルは、モンレアル/コラシナツ、ムスタフィ、コシェルニー、ベレリンの4バックにジャカとラムジーをその前に置く、というフォーメーションをとった。これは、サイドバックがオーバーラップすることで横幅をとり、かつアーロン・ラムジーに攻撃参加の自由を与える効果的な作戦だった。これにより、ラムジーはキャリア初のハットトリックを決めてみせもした。

だが、今週末ウェンブリーでアーセナルが同じようにプレイできると考えるのはあまりに楽観的過ぎる。アラダイス自身が語ったようにエヴァートンのパフォーマンスは酷く、特にアーセナルのディフェンスにとって、スパーズは遥かにタフな試練となるだろう。
エヴァートン相手にでさえクリーンシートを達成できなかったのだから、ベンゲルはスパーズ戦では3人目のCBを起用することを考えるべきかもしれない。

結局のところ、ハリー・ケインとそのチームメイトは遥かにペトル・チェフにとって脅威となるだろう。11月には3バックでトッテナム相手に大成功をおさめ、2-0での勝利を勝ち取っている。

同じように過去にはこのシステムでウェンブリーでチェルシーとマンチェスター・シティ相手にも勝利を挙げているのだ。3バックの方がより安全な策であるのは間違いない。また、カラバオ杯の決勝用のフォーメーションを試す良い機会でもある。

そして、この変更はたいして複雑ですらない。モンレアルを中央の左側に移し、コラシナツかメイトランド・ナイルズをWBに起用するだけのことだ。コラシナツが調子を落としていることを考えると、またもビッグゲームでナイルズがチャンスを与えられる可能性は十分にある。

これにより、そこまで劇的にアーセナルの攻撃力が低下するということもないだろう。ラムジーとジャカのペアは変える必要がないし、その前にオバメヤン、エジル、ムヒタリアンのトリオも起用できる。恐らくそうなった場合にポジションを失う可能性が最も高いのはアレックス・イウォビだが、調子を上げてきているとはいえ、これにより多くのアーセナルファンが不満を漏らす、ということもないだろう。

シーズン通して、アーセナルは戦術的なアイデンティティを確立できていないと叫ばれてきた。ベンゲルは3バックと4バックを行ったり来たりし、その間に調子を取り戻してくれるよう祈り続けてきた。しかし、その結果、アーセナルは今や両システムに同じくらい習熟している。ベンゲルはこの利点を生かし、対戦相手と状況に合わせたシステムを使うべきだ。

エヴァートンはアーセナルの爆発的な攻撃力ショーだった。だが、ウェンブリーでは異なる挑戦が待ち受けている。

(Source: http://www.espnfc.co.uk/club/arsenal/359/blog/post/3374567/wenger-defensive-options-vs-spurs-in-focus-as-gunners-seek-derby-delight)


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ろっしー
Posted byろっしー

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